「天空書」作品に頻繁に登場する「屋久杉」についてご案内させていただきます。
鹿児島県屋久島で自生する、樹齢千年を超える杉を「屋久杉」と呼びます。
ゆっくり育つ屋久杉は樹脂分が多く、腐りにくいので長命で巨木になっていきました。
現在では国の特別天然記念物に認定され、伐採も敵わず土埋木も全て掘り起こされ、正に稀少価値と呼ぶ材になりました。
屋久杉板は独特の木目紋様を有し、癒しの木の香を放ちます。
すっかり屋久杉の木霊に魅せられた作者は、「天空書」を屋久杉材で創り出す日々です。
そんな数年後に、有名な縄文杉の高さを超える「天空杉」大発見!のニュースには、勝手にご縁の深さを感じ拍手を送ったものでした。