2016/4/7

春光瞬考(3)作り続ける意義

生意気ですが、自分の初期の天空書作品を見て、稚拙さを感じることができるようになりました。 勿論、その当時は自分なりに懸命に創作していたのですが、継続は力なりで、何作も何作も作るなかで要領を得てノウハウを蓄積し、材料や道具もより適したものを選ぶことができるようになりました。 何年か後の自分が今の作品を見て残念に思わないようにしたい、とは思いますが、そこが難しいところです。 気づいていない何かに気づけるまで、ひたすらひたむきに作り続けるしかないのですね。 逆に考えると、過去の作品を稚拙で残念に思えるようになることこそが、作り続ける意義なんでしょうね。