2018/3/6

《今日の「天空書 江の島個展」第5日目》

やはり、お天気というのは人の歩みにも影響を与えるものですね。

昨日と正反対、澄み切って晴れ渡った空の江の島。 空氣は冷たいのですが、行き交う人々の笑顔と視線と歩調が、昨日に比べてゆったりとしています。

午前中からいろいろとご縁をいただきます。

アメリカ在住の日本人女性。

日本の着物をドレスや暖簾に、帯をバッグに作り替えてのオーダーを受けておられるそうです。 お互い様に日本文化を世界に発信しましょうと早速にLINE友達になりました。

続いて、陶芸家のご自宅のスペースに飾りたい、新居と花屋の自店舗にとのご相談、、、

夕方ご来場の、墨を使ったアーティストの方(ご高名な方ですが、ご了解を得るのを忘れましたので、お名前を伏せます)は、1時間以上に渡ってレクチャーくださいました。

まず、日本文化が低迷する中でオリジナルで天空書を生み出したことを高く評価していただきました。

 自分にもっと厳しくあれ。

書は「線」なのだから、毎日線を書くこと。

天空書になって立体だが、書の時点で立体を浮かびあがらせること。

ここで止まらないで発展させて行きなさい。

今が一番良いというものを創りなさい。

厳しいことを言えばと数々のご指摘もいただき、たくさんの深く含蓄あるお言葉をくださいました。

この天空書がいいと思っているんだよね。

とにかく続けること。成功しますね。(うれしいっ!) 普段はこんなにしゃべらないとのことでした。

なんと!貴重なご講義を受けたことでしょう。

3つ年上のその方の作品はドイツの美術館、ホテルニューオータニ社長室、建長寺に行けば観られるとのこと。 (なかなか観られる所ではありませんねー)

モスクワからのご夫婦は、英語のキャプションを読みながら、次々バシバシと写真撮影をしながら、素晴らしいを連発いただきました。

最後の女性は川崎の方ですが、「幽霊子育飴」をよくご存知で、あの地域の歴史が好きで京都へ出掛けたとお話しくださいました。

冬に逆戻りの江の島でしたが、あっという間に閉場の時間となった個展5日目でした。