2019/5/8

天空書・江の島個展、2019年5月8日に大盛況の中、終了しました。

2019年4月26日はまだ「平成」からの個展の開催でした。
そして2019年5月8日「令和」となって、個展は大盛況の内に無事終了することができました。 でだしの数日は雨模様の天気でしたが、3日目からはまっ晴れの日が続き、江の島「すばな通り」は縁日の参道状態。
江ノ電の到着ごとにできる人の波は、まさに寄せては返す波打ち際の潮騒さながら。
お陰さまで数え切れないほどの沢山の方々に「天空書」をご紹介することができました。
また個展のたびに欠かさず足を運んでくださるリピーターの皆様、今回もお越しくださり暖かいご支援をありがとうございました。
作者冥利に尽きる12日間を過ごさせていただきました。
新たな作品へのモチベーションを沢山いただきました。
本当にありがとうございました。

 

簡単にではありますが、今回の個展期間中の記憶に残る出来事などをお話させていただきます。
初日と2日目は終日曇りや雨でした。 犬の散歩中に立ち寄ってくださった男性、結局雨宿りが2時間以上に。翌日もお越しくださいました。

毎回そうですが沢山の外国からの方が「天空書」をご覧くださいます。 記憶しているだけで「スウェーデン」「ベルギー」「フランス」「イギリス」「USA」「オーストラリア」「ニュージーランド」「台湾」「中国」「マカオ」「ベトナム」。 そうそう「ブラジル」とおっしゃった方もおられました。日本から見たら地球の裏側ですよね。 「ロシア」からの方に「Very far」と言ったら、「いやいやすぐ近くですよ」と。 そういえば「お隣さん」でしたね。 人間同士は仲良くできるのに、国同士になると仲良くできない。 早く両国間の政治的な問題が解決して、すべての「わだかまり」が無くなりますように。

今回の個展では「スマホ決済」を導入しました。「PayPay」「PayPal」「アリペイ」「ウィチャットペイ」などです。 日本の方は「PayPay」、中国からの方は「アリペイ」や「ウィチャットペイ」をご利用されました。そういう時代になるんですね。

3日目は快晴となり珍しい「お客さん」がご来展です。「ツバメ」さんたちです。番(つがい)と思しき何組かのカップルが個展会場の中へ。 巣作りの場所を探しているのでしょう。 ギャラリーTの天井は木組みの枠が等間隔に並んでいるので、ツバメさんたちには格好の巣作り場所に見えたのかも知れませんね。

9日目の5月6日、日暈(にちうん)がみえました。 太陽の周りに虹のような大きな輪がみえる現象です。 何か良いことが起こりそうな予感がしました。

 

やはり、遠くから再度、この個展のために来てくださった方がおられます。 3時間近く作品をご覧くださり、お話しし、作者の挑戦心を掻き立てる新たな作品をご依頼いただきました。 「すべての人にこの世界で一番大切な人がいる」 「すべての人に叶えたい夢がある」 「すべての人に生きてゆく意味がある」 大切にすべき尊いものに共鳴する、心の奥でつながる出会いがあるのです。

何度も何日も個展会場にお越しくださる方がおられます。 なんと10日目にはハーレーダビットソンに乗ってお越しです。 何十枚ものご自分の書(日ごとの座右の銘や教訓など)を見せてくださいました。

最終日、「これどっかでみたことあるなぁと思って」となんだかアーティストっぽい男性が。 なんと札幌の「ラニカウ」で天空書を展示していた期間に、そこでハワイアンのライブを開催されたミュージシャンの方でした。 お住まいは江の島の近くで、たまたま通りかかったとのこと。 最終日でしたので翌日ならもうお会いすることもなかったのです。 そうそう、この日は友人に会いに明日札幌に行く予定だと言う女性(アメリカ山で天空書をご覧いただいた方)にアスティ45の「ラニカウ」をご紹介したのでした。 なんだか「出会いの糸」が点々と繋がり広がり、点から線に、線から面に、面が時空の立体に、人と人々との出会いが膨らんでゆく。 「天空書」は書道作品ですが、作品が出会いのコンシェルジュとしていい役割をしてくれます。

それから、11日目にあったサプライズについては6月1日にこのWebページを更新してお知らせいたします。 諸事情により現時点では「内緒」なので...悪しからず...